LIXIL型番「A4」 滑り出し窓のハンドル交換について

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LIXIL型番「A4」 滑り出し窓のハンドル交換について

LIXILの滑り出し窓に採用されている手回し式のオペレーターハンドルについてのお話です。
「きのこハンドル」や「ユニバーサルハンドル」といくつか呼び方があるようです。(大と小の2種類あり)

上記画像のハンドルはLIXILの滑り出し窓として一般的な「サーモスシリーズ」に標準でついているハンドルです。
以前弊社で新築の建売物件を購入されたお客様からこのハンドルを交換したいというご要望をいただきました。
「きのこ状のハンドル部分が大きく目立つためどうしても気になる・・・」との理由からです。

そこで、LIXIL公式のオンラインパーツショップで販売されているサーモス用の小型オペレーターハンドル「ZMPG620B」を取り寄せて取り付けを試みたところ、うまく取り付けることができませんでした・・・

 「ZMPG620B」

画像の突起にハンドル部分をはめ込むのですが、ハンドル側の穴の奥行が足りずうまく固定できませんでした。

原因を調査するため窓の型番を控えてLIXILに問い合わせたところ原因が判明しました。

こちらが問題の窓です。
黄色い枠線で囲んだ箇所が窓の型番です。
本来サーモスシリーズの型番が記載されるべき場所ですが「A4」と書かれています。

この「A4」の滑り出し窓ですが、一般販売されているサーモスシリーズとは異なり特定の建売物件のハウスメーカー向けに特別に製造しているもののため、一般販売されているサーモスシリーズとは少々異なるそうです。
そのためLIXILの商品カタログにもこのA4という型番の商品は記載が無く、LIXILの問い合わせ窓口でもA4シリーズに関する情報がありませんでした。
今回の物件は飯田グループホールディングスの一建設株式会社の物件です。
おそらく飯田GH系列のハウスメーカーの建売物件に関してはこのA4シリーズが使われていると思われます。

問題の窓について弊社提携の業者さん経由で色々と調査をしていただいたところ、このA4に適合するLIXIL製のオペレーターハンドルが見つかりました。

型番はこちらです。

右側が「G-01-BXYC」です。

色もA4の窓についていた純正ハンドルとまったく同じです。

取り付け前と取り付け後の比較です。
きのこ状のハンドル部分がなくなり全長が小さくなったことで非常にコンパクトになりました。

「G-01-BXYC」についてはLIXILと直接お取引のあるリフォーム会社や内装業者であれば取り寄せることが可能です。
どうしても気になる方はお近くの業者にお問い合わせください
色違い(白色)「W-01-BXYC」という商品もあるようです。
ネット通販での購入については自己責任でお願いします。

LIXIL製 型番A4滑り出し窓のハンドル交換に関する具体的な情報がネットを探しても見当たらなかったためブログにまとめました。
同じ悩みを抱えている方のお役に立てれば幸いです。

補足

交換ハンドルですが、窓側の突起と同じ口径のハンドルであれば社外品でも取り付け可能なようです。

写真は弊社事務所で使用している三共アルミ「マディオSシリーズ」の滑り出し窓のハンドルを取り外して試しに取り付けを行った際のものです。

ハンドル側の穴の口径と奥行が純正品とほぼ同じであったため取り付け可能でした。

何度もハンドルを回して確認しましたが問題無く開閉可能です。
純正品にこだわらなければよりコンパクトなものもあります。

ネット販売されているものもありますので穴の口径が合えばそちらを検討してみてもいいかもしれません(社外品のため自己責任でお願いします。)

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